美術印刷

美術印刷

撮影・デジタル複写

撮影・デジタル複写イメージ商品カット・イメージカット・モデル撮影などハイエンドデジタルカメラを使用した高画質のデジタル撮影を行っています。
また、立会いができない場合は、ネットワークを利用してアングルチェックやライティングチェックが出来る体制を整えています。

出張撮影

移動が困難な美術品・作品を撮影する際は当社から出張しての撮影を承っております。美術作品から料理まで、そのジャンルの撮影に精通した撮影者と機材を派遣し責任をもって撮影を承ります。現在まで20年間の出張撮影の事故・クレームはございませんが、万一に備え当社では撮影時の損害賠償保険に加入しております。ロケ撮影、スポーツ競技撮影等は撮影場所に近い所在地で活躍している専門フォトグラファーを派遣しています。全国各地の撮影場所であっても経費削減と効率を追求したネットワークを有しています。

画像読込(プロラボサービス)

印刷用に各種平板からのデジタルデータ読込にはスキャナーの精度が問われます。当社ではハイエンドデジタルスキャナで高品質のスキャニング入力を提供しています。カラーポジフィルムやカラーネガフィルム、マイクロフィルムからガラス乾板、最大1,000mm x 500mmの反射原稿までに対応いたします。

色校正(さまざまな用紙で色校正を行います)

本格的な実印刷機を使った本機校正からデジタルコンセンサスまで徹底した色校正を行っております。特に本紙(実際に使用する印刷用紙)を使ったデジタルカラールーフは文字や細線もなめらかで、オイルレス定着により用紙に合わせた光沢感も再現。実際の仕上がりイメージに近い色を再現しています。1枚から受注していますので色校正以外にも少数の高精度印刷にも適しています。

アートプリントワーク

アートプリントワーク撮影、色管理、専用用紙、褪色性を求めたミュージアム・クオリティのプリントの他、額装やマット加工まで高レベルのご提案を行う専門部門です。フォトブックの作成や複製プリント等、通常のカラープリントサービスを超えた「Giclee De Graphic ※」はピカソやミロが使用しナポレオンが愛したとされるフランス製高級美術用紙「アルシュ」などを用い高い発色で保存性の高いミュージアム・クオリティのプリントの取り扱いも行っています。
※Giclee De GraphicはGraphic社の登録商標です。

美術印刷を低価格で(標準印刷にCMSと高精細印刷をプラス)

通常の商業印刷であっても従来の美術印刷に近い品質を提供していますが、さらに高精度(一般的な印刷の2倍のスクリーン)印刷方式を選択することにより写真並みの高画質印刷品となりさらに広色域印刷システム用の専用インキを使用すれば高濃度、高精細、広色域で印刷することができます。デザインレイアウトから画像のカラーマネジメント、印刷技法、用意の選択まで一貫した工程により、画集や写真集、記念誌、アルバムの印刷等の美術印刷領域のクオリティを低価格でお届けします。

美術品の複製

高鴨神社(※1)所蔵「十六善神画像」の写真複製と版画納品例。


撮影・画像処理

天地サイズが2mを超える十六善神画像が描かれた掛軸を複写する為に、京都市内の大型スタジオで撮影を行い、文化財撮影における重要な要件として下記の点を留意しました。

  1. 安全性の確保(撮影による文化財への直接的・間接的なダメージの最小化)
  2. 研究レベルの要求を満たす資料価値
  3. パンフォーカス画像生成技術
  4. ハイダイナミックレンジ画像処理技術

ジクレープリント詳細

ハーネミューレ社(ドイツ)のコットン100%を原料とした中性紙TORSIONを使用。
自然な紙色で、味わい深く、デジタルアートや絵画の美術複製に最適な用紙を選びました。
厚手・310g/㎡(660µ)
耐光性 250年程度*

※一般的なガラス内に展示した場合の耐光年数期待値(Wilhelm Imaging Research,Inc.調べ)
複製製作数量:約100点

※複製ジクレープリントは
インクをダイレクトに版画紙やキャンバスに吹き付けるコンピュータ技術を使った最新の版画技法です。 具体的には、デジタルデータを上質なキャンバスや版画用紙、高級写真用紙や和紙など、最高級の素材に、高精細で広色域、しかも150~250年規模※の高い保存性を誇る、ミュージアム・クオリティの顔料プリントを施します。
当社では施工実績も多く、撮影からプリント出力、額装、ケースや梱包、贈答用風呂敷等、トータルでご提案いたします。

※1  高鴨神社(御所市)
鴨族の氏神を祀る名社で、多くの伝承を持つ古社。境内には氷室池があり、さくら草の収集でも有名。本社には大般若経六百巻(鎌倉時代)、十六善神画像、千体仏画像、高鴨社祭礼訳書之事、その他古文書等を多数所蔵している。
賀茂と称する地名が全国に28例あり、とくに山城の国葛野(かどの)に移り住み、その地に祀った賀茂神社(上賀茂社・下賀茂社)は、平安時代の皇室から尊崇され、現在でも全国的に有名である。
【奈良文化財研究所HP 2013-09閲覧】

超高解像度撮影・画像処理技法(HIP:High definition Intelligence Photo)のご紹介。

当社撮影例

超高解像度撮影・画像処理技法

≒1億4千万pixelの超高解像撮影と、撮影アングルによるレンズの歪を他アングルで撮影しコラージュする技法を用いることにより、フラットスキャナーでは不可能だったサイズの美術品の再現品質を高めています。
また、≒1億2千万pixel超のHyperphoto撮影例として 「Jean-François-Rauzier」氏の技法を紹介します。

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